PR 本ページはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。

生成AIスクールに補助金は使える?自分が対象か5分で確かめる手順
公開 更新

生成AIスクールに補助金は使える?自分が対象か5分で確かめる手順


目次

補助金や給付金、使えるものはお得に使いたい。室長てつです。

生成AIスクールの広告に「最大70%補助」の文字。これ、けっこう大きい数字で気になります。自分も使えるのなら興味がある。

先に答えから。

  • 使える制度は、立場で変わる
  • 今の職場のまま個人で使えるのは、教育訓練給付だけ
  • 公務員(公立病院の職員など)は、原則対象外

生成AIに興味はある。どうせ新しく勉強を始めるなら、使える制度は使って、少しでもお得に学びたい。

うまく使えば、受講料の半分が戻ってくる制度です。ただし、対象かどうかの確認と、受講前の手続きが条件。知らずに申し込むと、もらえるはずのお金を取りこぼします。この記事は、その確認を順番にたどるための手順書です。

この記事で使うもの。

  1. 自分の勤務先の種類と、雇用保険の加入状況
  2. 厚生労働省「教育訓練給付制度 検索システム」
  3. AIチャット(ChatGPT・Claude・Geminiのどれでも)

僕は理学療法士(PT)です。ChatGPTが出た頃からずっと課金していて、気になるサービスは自腹で試しながらAIを追いかけてきました。スクールには通っていません。ただ「補助金が使えるなら受けてみようかな」と思って、自分が対象かどうかを実際に調べてみたんです。この記事は、そのとき調べた順番をそのまままとめたものです。

制度の内容は2026年10月時点。厚生労働省・経済産業省の公式ページで確認しています。制度は変わることがあるので、申し込む前に必ず最新の公式情報で確かめてください。

まずは、広告にある「補助金」の正体から。

「補助金対応」は3種類ある。自分が使えるのはどれか

広告に並ぶ「補助金」「給付金」「助成金」。お金の出どころも、もらう人も別物です。

A 教育訓練給付B 経産省のリスキリング支援C 人材開発支援助成金
もらう人個人(雇用保険から)個人(スクール経由)施設・会社(事業主)
向く立場在職のまま、自分で払って学ぶ人転職を考えている在職者職員に研修を受けさせる側
戻る割合基本50%。条件で70%・80%最大70%(修了時に1/2、転職後1年継続で1/5)中小は経費の75%(コースで異なる)
注意点受講前の手続きが必須転職が前提。個人向けは2027年3月31日まで業務命令と計画届が前提。自費受講の後付けは不可

在職のまま、自分の意思でAIを学びたい。この立場で使えるのは、Aだけ。

  1. B=雇い主が変わる転職を目指す人向け。趣旨が合わない
  2. C=施設が申請する制度。個人は申請できない

広告に「補助金対応」「給付金対象」とあっても、A・B・Cのどれを指すかは、スクールごとに書き方がバラバラ。判定できるのは講座単位で、しかも受講開始日が指定期間内の場合だけです。ページの文言だけで「自分も対象」と決めないでください。

「最大70%」の数字は、BにもAにも登場。Aの70%は、資格取得と就職などの条件を満たした場合の数字です。広告の70%が自分に当てはまるかは、次の章のチェック次第。

自分が対象か確かめる3つのチェック

Aは、誰でも使えるわけではありません。講座を探す前に、まずここから。

  1. 雇用保険の被保険者期間が足りているか(在職者は受講開始日に3年以上。初めて受ける人は、専門実践で2年、特定一般・一般で1年)
  2. 過去3年以内に、教育訓練給付を受け取っていないか
  3. 公務員ではないか。パートなら、雇用保険に加入しているか

医療・介護の現場に当てはめると、こうなります。

  1. 医療法人・社会福祉法人の職員=雇用保険に入っていれば対象
  2. 公立病院の職員=公務員は雇用保険の適用除外。原則対象外
  3. パート=雇用保険の加入次第。給与明細で雇用保険料が引かれているかが最初の目安

公務員には例外もあります。非常勤職員の一部は、雇用保険の被保険者になる例あり。地方独立行政法人の病院職員や会計年度任用職員がどちらに当たるかは、僕は公式情報で確認できていません。該当しそうな人は、ハローワークで聞いてみてください。

ちなみに僕の場合はこうでした。

  1. 勤務先=民間(公務員ではない)
  2. 雇用保険=15年以上
  3. 教育訓練給付=使うのは初めて

条件の上では、対象。とはいえ、これは自分で並べただけの結果です。確定するのはハローワークの窓口で、僕はまだ照会していません。

今日の一歩:3つのチェックを、自分の条件に当てはめてメモに書き出す。

いくら戻る? 264,000円の講座なら132,000円

教育訓練給付の区分は3つ。

区分基本の給付条件つきの上乗せ
専門実践50%(年上限40万円)資格取得+就職で70%(年56万円)。修了後に賃金が5%以上上がれば80%(年64万円)
特定一般40%(上限20万円)資格取得+就職で50%(上限25万円)
一般20%(上限10万円)なし

生成AIを学べる講座で、僕が確認できた専門実践の例は、キカガク「生成AIビジネス実践コース」。厚労省の検索システム上の表示は次のとおりです。

  1. 期間=2か月
  2. 受講料=264,000円
  3. 区分=専門実践

基本の50%で計算すると、132,000円が戻ってきます。 自己負担も同じく132,000円。

70%や80%には、資格取得や就職、賃金アップといった条件付き。すでに働いている人が在職のまま受けた場合の扱いは、僕は確認できていません。ここは期待しすぎず、基本の50%で見積もっておくのが安全です。窓口で聞くことリストに入れておきましょう。

給付は、受講した後に振り込まれる後払い。受講中に立て替える分の注意は、手続きの章で。

対象講座は、厚労省の検索システムで照合する

「対象講座かどうか」は、スクールの宣伝ではなく、国のデータで確かめます。

まずは、ここを開いてください。

厚生労働省「教育訓練給付制度 検索システム」

https://www.kyufu.mhlw.go.jp/kensaku/

流れは3ステップ。

  1. スクール名(例:キカガク)や講座名で検索する
  2. 出てきた講座の「区分」(専門実践・特定一般・一般)と指定番号を見る
  3. 受講開始日が、その講座の指定期間に入っているかを確かめる

僕も実際にキカガクで検索してみました。通学(昼・夜・土日)とeラーニングの条件で絞った結果は、1件(株式会社キカガク)。3講座とも専門実践でした。

  1. 生成AIビジネス実践コース=通信(郵送)・eラーニング、2か月、264,000円
  2. AI・データサイエンス人材育成コース=6か月、792,000円
  3. AWSエンジニア育成コース=6か月、792,000円

厚労省の検索システムで「キカガク」を検索した結果。3講座とも専門実践

厚労省「教育訓練給付制度 検索システム」で「キカガク」を検索した画面(2026年10月1日、筆者撮影)。

検索システムのデータは、2026年9月18日時点のもの。指定が始まる前の講座も一覧に出ます。載っていることと、今の受講開始日で使えることは別の話なので、指定期間の確認はお忘れなく。

欲しい講座が検索に出てこない場合は、Aの対象外の可能性大。広告の「補助金対応」が、AではなくBやCを指していないか、スクールに聞いてみてください。

今日の一歩:気になるスクール名を、上のリンクの検索システムに入れてみる。

受講の前にやる手続き

Aで一番多い失敗は、受講を始めてから手続きに気づくパターン。専門実践と特定一般は、受講の前に手続きが要ります。

  1. 訓練前キャリアコンサルティングを受ける
  2. ジョブ・カードを交付してもらう
  3. 受講開始日の2週間前までに、ハローワークで受給資格の確認を受ける
  4. 受講を始め、修了する
  5. 支給申請をする(専門実践は、6か月ごとの期末から1か月以内)

スクールによっては、資格確認を「1か月前まで」に済ませるよう案内しています。キカガクの案内資料にも、その例あり。国の基準は2週間前でも、スクールの案内はそれより早め。実際の期限は、窓口とスクールの両方に確認を。

受講料は、いったん全額を自分で払います。給付は後から振り込まれる仕組み。事前の手続きを飛ばすと受給できず、修了の条件に届かなかった場合も支給されません。

確実に確かめたい人には、ハローワークの「支給要件照会」。受講前に、自分が受給の条件を満たしているかを確認できる窓口です。申し込む前にここを通しておけば、「払ったのに対象外だった」を防げます。

施設に払ってもらう道もある(C)

職員に研修を受けさせたい。そんな管理職や事業主向けの制度が、Cの人材開発支援助成金です。中小の法人なら、研修にかかる経費の75%が助成される仕組みあり。

ただし、前提があります。

  1. 業務として命じた訓練であること
  2. 訓練の開始前に、計画届を出すこと
  3. 個人が先に自費で受けた後の後付けは不可

つまり、A(個人)で先に受講してから、職場に「Cで払ってほしい」と頼む順番はNG。施設で使うなら、受講の前に上司や事務部門へ相談するのが先です。

2026年8月からの変更点(汎用的なプロンプトの作り方を学ぶ研修は対象外など)や、外部研修と自前の勉強会のどちらを選ぶかは、医療介護の管理職こそAIを使いこなせるにまとめました。

AIに「ハローワークで聞くべき質問リスト」を作らせる

窓口に行っても、何を聞けばいいか分からない。そんなときこそAIの出番です。自分の条件と公式ページを渡して、質問リストを作らせます。

コピーしてそのまま使えます。( )の中は自分の内容に書き換えてください。

あなたは雇用保険の教育訓練給付制度に詳しい相談員です。
次の条件の私が、ハローワークの窓口で確認すべきことを、質問リストにしてください。

【私の条件】
・勤務先の種類:(例:民間の医療法人/社会福祉法人/公立病院)
・雇用形態:(常勤/パートなど)
・雇用保険の被保険者期間:(おおよその年数)
・過去3年以内の教育訓練給付の受給:(あり/なし)
・受けたい講座:(スクール名・講座名・受講期間・受講料)
・受講開始予定日:(年月)

【前提にする公式情報】
・ハローワーク「教育訓練給付制度」
  https://www.hellowork.mhlw.go.jp/insurance/insurance_education.html
・厚生労働省「教育訓練給付制度」
  https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/kyouiku.html
(URLを開けない場合は、ページの本文を貼り付けます)

【お願い】
1. 質問は、優先度の高い順に10個まで
2. 各質問に、なぜ聞くのかを1行で添える
3. 公式ページに書いてあることと、窓口で確認が必要なことを分けて示す
4. 公式ページに書かれていない数字や条件は、推測で書かない

入力するのは、上の条件まで。氏名・住所・雇用保険の番号などの個人情報は入れないでください。

  • AIの答えは、あくまで質問づくりの下書き
  • 制度の数字や条件は、必ず公式ページと窓口で照合
  • AIが「対象です」と答えても、確定ではない

その前に。スクールが要る人・要らない人

ここまで読んで「そもそもスクールって必要?」と思った人もいるはず。僕の考えも書いておきます。

自分で調べて、触って進められる人は、まず独学で十分。 僕はこのタイプで、ChatGPTが出た頃から課金して、いろいろなサービスを自分で試しながら覚えてきました。

一方で、こんな人にはスクールが近道です。

  1. AIに興味はあるけど、何から始めればいいか分からない人
  2. 体系立てて、順番に学びたい人
  3. 自分で調べて進めるのが苦手で、決まった道筋がほしい人

そして、自腹だと重い受講料を国の制度で軽くできるなら、使わない手はありません。まずは対象かどうかの確認から。ここまでの手順で、その判断ができます。

給付は使わずに、まず月額で気軽に始めたい人もいるはず。その場合の選択肢の一つが、DMM 生成AI CAMPです。月額16,280円で、約1,000本のレッスンが学び放題。入会前に、60分の無料セミナーで中身を見てから決められます。開催は平日20時と、土日の午前が中心。ただし、教育訓練給付の対象講座ではありません(2026年10月時点)。

DMM 生成AI CAMPの無料セミナーを見る

60分・無料。平日20時と土日の午前に開催

独学で進める場合の順番と、僕が3年で払った課金額は、生成AIスクールの料金相場と、独学ならいくらかかるかにまとめました。

まとめ

  • 立場で使える制度が違う。在職のまま個人で使えるのは教育訓練給付だけ
  • 公務員(公立病院の職員など)は原則対象外。パートは雇用保険の加入次第
  • 基本給付は50%。264,000円の講座なら132,000円が戻る
  • 対象講座は、厚労省の検索システムで講座単位・指定期間まで照合
  • 手続きは受講の前。受講料はいったん全額自己負担

在職のまま、AIを体系立てて学びたい。そんな人は、スクール選びより先に、対象かどうかの確認から始めてみてください。

最初の一歩は、3つのチェックを自分の条件に当てはめること。問題なければ、検索システムで気になる講座を照合。対象だった講座は、スクールの無料説明会で、受講開始日・指定期間・手続きの期限を聞いてみてください。

参考・出典(2026年10月時点で確認)

  1. 厚生労働省「教育訓練給付制度 検索システム」 https://www.kyufu.mhlw.go.jp/kensaku/
  2. ハローワークインターネットサービス「教育訓練給付制度」 https://www.hellowork.mhlw.go.jp/insurance/insurance_education.html
  3. 厚生労働省「教育訓練給付制度」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/kyouiku.html
  4. 厚生労働省「教育訓練給付制度の手続」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/kyouiku_00014.html
  5. 経済産業省「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」 https://careerup.reskilling.go.jp/
  6. 厚生労働省「人材開発支援助成金」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/d01-1.html